子どもの予防接種

2018年7月17日

予防接種とは

予防接種は、感染症を予防するためにワクチンを接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることです。
※小冊子「予防接種と子どもの健康」をよく読んで、予防接種について理解したうえで、お子さんの体調のよい時に接種しましょう
※お子さんが安全に予防接種を受けるために、対象年齢、接種回数、接種間隔を守り、計画的に接種しましょう

 

予防接種の種類

定期予防接種と、任意予防接種があります。

【定期予防接種】

予防接種法によって接種を勧められている予防接種です
・予防接種法に定められた対象年齢、接種回数、接種間隔に基づいて実施されます
・定められた期間内に公費で受けられます

 

B型肝炎・ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風不活化ポリオ)・BCG・麻しん風しん混合・水痘(みずぼうそう)・日本脳炎二種混合(ジフテリア・破傷風)・ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)

※予防接種の対象年齢や接種回数については、「定期予防接種について」をご覧ください

 

【任意予防接種】

定期予防接種以外の予防接種です。ロタウイルス・おたふくかぜ・インフルエンザ等があります。
・任意予防接種を希望する場合は自費で接種を受けてください。
・接種希望のかたは直接医療機関へお申し込みください。
※ロタウイルスには、接種費用の一部助成制度があります

 

予防接種で使うワクチンの種類

【生ワクチン】

生きた病原体の病原性を弱めたものを接種して、体の中で増やし免疫をつくります。
生ワクチンを接種した日から次の接種を行うまでは、27日以上の間隔が必要です。
生ワクチン:BCG ・麻しん風しん混合・水痘・ロタ

 

【不活化ワクチン】

免疫をつくるのに必要な成分を病原体から取り出し、可能な限り毒性をなくしたものを何回か接種して免疫をつくります。
不活化ワクチンを接種した日から次の接種を行う日までは、6日以上の間隔が必要です。
不活化ワクチン:B型肝炎・ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合・日本脳炎・子宮頸がん不活化ポリオ

 

定期予防接種について

B型肝炎
ヒブ
小児用肺炎球菌
四種混合(DPT-IPV)
BCG
麻しん・風しん混合(MR)
水痘(水ぼうそう)
日本脳炎
二種混合(ⅮT)
子宮頸がん予防

 

B型肝炎


 

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。一過性の感染で回復する場合と、感染が長く続く場合(キャリアといいます)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、さらに肝硬変や肝がんを引き起こす場合があります。予防のためには免疫が得やすい0歳でワクチン接種を行うことが重要です。
※2か月になったら早めに接種を始めましょう。
【対象年齢】
1歳になる前日まで
【接種方法】
3回:27日以上の間隔で2回終了後、1回目の注射から139日以上あけて追加1回
【標準的な接種期間】
生後2か月から9か月に達するまでの期間

 

ヒブ


 

ヒブ感染症は、インフルエンザ菌b型(Hib)という細菌によって起こる感染症です。口や鼻から細菌を吸い込むことで感染します。感染すると、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などのほか、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重い病気を引き起こすことがあります。ワクチン接種によりヒブ感染症の予防と重症化を防ぐ効果があります。
※2か月になったら早めに接種を始めましょう。
【対象年齢】
生後2か月から5歳になる前日まで
【接種方法】
初回:27日(医師が認めるときは20日)以上間隔で3回 
追加:初回3回終了後、7か月以上あけて1回
【標準的な接種期間】
初回:27日(医師が認めるときは20日)から56日の間隔で3回
追加:初回3回終了後、7か月から13か月の間隔をあけて1回

 

小児用肺炎球菌


 

肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって起こる感染症です。ほとんどが5歳未満で発症します。感染すると、髄膜炎、肺炎、中耳炎などを引き起こします。ワクチン接種により肺炎球菌の感染の予防と、重症化を防ぐ効果があります。
※2か月になったら早めに接種を始めましょう。
【対象年齢】
生後2か月から5歳になる前日まで
【接種方法】
初回:27日以上の間隔で3回 
追加:初回3回終了後、60日以上あけて1回 (1歳以降)
【標準的な接種期間】
初回:1歳までに27日以上の間隔で3回
追加:初回3回終了後、60日以上の間隔をあけて1歳から1歳3か月の間に1回

 

四種混合(DPT‐IPV


 

ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオの4種混合ワクチンです。
ジフテリアは、ジフテリア菌によって起こる感染症で風邪に似た症状や神経まひ、呼吸困難などを引き起こします。
百日せきは、百日せき菌による感染症で長期間続くせきが特徴で、呼吸困難などを行き起こします。
破傷風は、土の中にいる菌が傷口から体内に入り、手足のしびれやけいれんなどを引き起こします。
ポリオは、ポリオウイルスによる感染症で手足のまひを行き起こすことがあり「小児まひ」と呼ばれます。
四種混合ワクチンの接種によりこれらの感染予防と重症化を防ぐ効果があります。
【対象年齢】
生後3か月から7歳6か月になる前日まで
【接種方法】
第1期初回:20日以上の間隔で3回
第1期追加:初回3回終了後、6か月以上あけて1回
【標準的な接種期間】
第1期初回:生後3か月から12か月に達するまでの期間に20日から56日の間隔で3回
第1期追加:初回3回終了後、12か月から18か月の間隔をあけて1回

 

BCG


 

結核は、結核菌によって起こる感染症です。赤ちゃんは、結核に対する抵抗力(免疫)をお母さんからおなかの中でもらうことができないうえ、乳幼児が発症すると全身性の結核症や結核性髄膜炎になることもあります。ワクチン接種により結核菌の感染の予防と、重症化を防ぐことが重要です。
【対象年齢】
1歳になる前日まで
【接種方法】
1回
【標準的な接種期間】
生後5か月から8か月に達するまでの期間

 

麻しん風しん混合


 

麻しんは、麻しんウイルスの感染によって起こる感染症です。高熱と発疹が主な症状で感染力が強く、まれに重篤な症状を引き起こすことがあります。
風しんは、風しんウイルスによって起こる病気です。発疹、発熱、リンパ節の腫れが主な症状です。
ワクチン接種により、麻しん、風しんの感染の予防と、重症化を防ぐ効果があります。
【対象年齢】
第1期:1歳から2歳になる前日まで
第2期:5歳以上7歳未満で、小学校就学前1年間(年長児相当)
【接種方法】
第1期:1回
第2期:1回
【標準的な接種期間】
第1期:1歳になったら早めに接種
第2期:年長になったら早めに接種

 

水痘(水ぼうそう)


水痘(水ぼうそう)は水痘ウイルスによって起こる感染症です。感染力が強く、かゆみを伴う特徴的な発疹が主症状です。水痘ワクチンを1回接種することで重症化を防ぎ、2回接種することで発症を予防することができます。
※1歳になったらなるべく早くに接種しましょう。
【対象年齢】
1歳から3歳になる前日まで
【接種方法】
3か月以上の間隔をあけて2回
【標準的な接種期間】
1歳から1歳3か月に達するまでの間に1回し、1回終了後、6か月から1年の間隔をあけて2回目を接種

 

日本脳炎


日本脳炎は、日本脳炎ウイルスによって起こる感染症です。ウイルスを持つ蚊に刺されることによって感染します。発熱、頭痛、嘔吐などが主な症状です。ワクチン接種により日本脳炎の感染の予防と、重症化を防ぐ効果があります。
【対象年齢】
第1期:生後6か月から7歳6か月になる前日まで
※3歳未満で接種する場合は接種量が異なります

第2期:9歳から13歳になる前日まで
【接種方法】
第1期初回:6日以上の間隔で2回 
第1期追加:初回2回終了後、6か月以上あけて1回

第2期:1回
【標準的な接種期間】
第1期初回を3歳から4歳に達するまでの期間に6日から28日の間隔で2回接種

その後、おおむね1年後に第1期追加を1回接種

第2期:9歳から10歳に達するまでの期間に1回接種

【特例措置】
下記の生年月日のかたは未接種分が特例措置となります。詳しくは健康推進課(保健センター内)までお問い合わせください。
・平成19年4月1日以前の生まれのかたは20歳未満まで接種可能となります
・平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれのかたは9歳以上13歳未満まで接種可能となります

 

二種混合(DT)


 

ジフテリア・破傷風の二種混合ワクチンです。乳幼児期に受けた三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)または四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)で得られた免疫を強化し、確実な免疫をつけることを目的としています。
【対象年齢】
11歳以上13歳になる前日まで
※4月に小学6年生に予診票を郵送します。
【接種方法】
第2期:1回
【標準的な接種期間】
11歳に達した時から12歳に達するまでの期間

 

子宮頸がん予防


 

※現在、子宮頸がん予防ワクチンの接種について、積極的勧奨は差し控えています

【対象年齢】
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子

【接種方法】 3回接種 (ワクチンにより接種間隔が異なります)

 

参考リンク

ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン):厚生労働省ホームページ
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)ワクチンについて:群馬県ホームページ

 

予防接種の受け方

【接種費用】
無料 (予防接種法で定められている接種期間内に接種した場合)

 

【持ちもの】
・母子健康手帳
・予診票(名前シールを貼り、事前に記入して持参しましょう)
・健康保険証

 

【接種場所】
・館林市邑楽郡内の予防接種実施医療機関
平成30年度乳幼児個別予防接種実施医療機関一覧表(243KB)
※市外・県外の医療機関を希望されるかたは、事前に手続きが必要な場合があります。健康推進課にお問い合わせください

 

【注意事項】
・事前に予防接種実施医療機関に電話等で予約をして接種してください
・予防接種には、原則保護者のかたが同伴してください。保護者以外のかたが連れて行く場合は、予診票裏面の委任状の記入が必要です
・外国人のかたで日本語が話せない場合は、必ず、保護者のほかに日本語が話せるかたが同伴してください

 

【予防接種を受けることができない人】
・明らかに発熱(通常37.5℃以上)をしている人
・重い急性疾患にかかっていることが明らかな人
・その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分でアナフィラキシー(30分以内におこるひどいアレルギー反応)をおこしたことがある人
・BCG接種の場合においては、外傷などによるケロイドが認められる人
・その他、医師が不適当な状態と判断した人

 

【予防接種を受けた後の注意】
・接種後30分間は、医療機関でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡がとれるようにしておきましょう。急な副反応がこの間におこることがまれにあります
・接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間の間は副反応が出ることがあります。お子さんの体調に注意しましょう
・入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう
・当日は、はげしい運動は避けましょう
・接種後、体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう

 

【予防接種の副反応】
予防接種後に、発熱、接種した部位の発赤、腫れ、しこりなどが高い頻度で認められます。通常、数日以内に自然に治るので心配の必要はありません。
ただし、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があった場合は、医師の診察を受けてください。ワクチンの種類によっては、極めてまれに重い副反応が生じることもあります。このような場合に、厚生労働大臣が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときは、予防接種法に基づく健康被害救済の給付の対象となります。

 

【長期療養により定期予防接種を受かられなかったかたへの特例措置】
定期予防接種の対象であった間に、長期療養を必要とする病気にかかったなどの特別な事情により、予防接種を受けることができなかったと認められる場合、特別な事情がなくなってから、2年間は定期予防接種として接種できる場合があります。
※ただし、BCGは4歳、ヒブは10歳、小児用肺炎球菌は6歳、四種混合は15歳までの年齢制限があります。事前に申請が必要なため、詳しくはお問い合わせください


【特別な事情とは】
(1)予防接種法施行規則で定める疾病にかかったこと
疾病の例はこちら(175KB)
(2)臓器移植術を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受けたこと
(3)医学的知見に基づき、1又は2に準ずると認められるもの

 

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お問い合わせ

健康推進課(保健センター)
電話:0276-74-5155