カメなどのハ虫類を原因とするサルモネラ症について(注意喚起)

2017年4月17日

食中毒の一つとして知られているサルモネラ症ですが、食事以外の感染源として、カメなどのハ虫類との接触があります。アメリカでは、カメに触ったことによるサルモネラ症の集団感染が繰り返し起き、日本でもほぼ毎年発生、子どもがペットのミドリガメから感染し重症となった事例があります。特に新生児や乳児、高齢者、免疫が低下している人が感染すると髄膜炎などの重篤な症状を引き起こすことがあるため、注意が必要です。

 

感染経路

カメなどのハ虫類の50~90%は、サルモネラ属菌を保有しているとされています。
飼育中のハ虫類を触った又は飼育箱を洗浄した際に手指などにサルモネラが付着し、これが口に入ることより感染します。

 

症状

8~48時間の潜伏期間を経て、急性胃腸炎症状(下痢や腹痛等)が発生します。まれに、乳幼児・小児では意識障害、けいれん及び菌血症、高齢者では急性脱水症及び菌血症により重症化します。

 

予防方法

・カメなどのハ虫類に触れたあとは念入りに手洗い・うがいをしましょう。
・水槽の水やフンには菌が存在する可能性があるため、飼育水を交換するときは、食品や食器を扱う流し台などを避け、排水により周囲が汚染されないように注意しましょう。
・飼育しているハ虫類を飼育槽から出して自由に徘徊させたり、台所などの食品を扱う場所に近づけたりしないようにしましょう。
・免疫機能の低い人(新生児や乳児、高齢者等)がいる家庭でのハ虫類の飼育は控えましょう。特に感染する危険性の高いかたがいる家庭等では飼育方法を十分検討しましょう。

 

参考サイト(厚生労働省ホームページ)

サルモネラ症について

動物由来感染症ハンドブック2017

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電話:0276-74-5155