重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

2015年4月1日

重症熱性血小板減少症候群(以下、SFTS)とは、主にマダニがウイルスを媒介する感染症です。

 

症状

6~14日の潜伏期間の後、発熱、おう吐、下痢、倦怠感、出血症状、リンパ節腫脹等の症状を引き起こします。
現在、SFTSに対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療を行うことになります。

 

感染経路

多くの場合、ウイルスを保有したマダニに咬まれた際に感染し、マダニ以外の他の吸血昆虫を介して、SFTSに感染することはありません。
媒介となるマダニ類は、春から秋にかけて活動期であり、主に森林や草地等の屋外に生息しています。しかし、全てのマダニがウイルスを保有しているわけではありません。
ダニを媒介とする感染症ですが、感染者の血液や体液との接触感染も報告されています。

 

予防方法

予防方法としては、マダニに咬まれないようにすることが重要になります。草むらや藪の中など、多くのマダニが生息する地域に入る場合は、次のことを心がけましょう。

(1)長袖・長ズボンを着用し、ズボンの裾は靴下や靴の中に入れる。
(2)足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等して、肌の露出を少なくする。
(3)マダニを目視で確認しやすいため、明るい色の服を着る。
(4)屋外活動後は、入浴し、脇や膝の裏、頭部などがマダニに刺されていないかどうか確認をしましょう。

 

国内での流行状況

SFTSの患者は、西日本を中心に発生しています。しかし、これまでに患者が報告された地域以外でもSFTSウイルスを保有したマダニが見つかっています。SFTS患者の発生が確認されていない地域でも注意が必要です。

 

参考サイト

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省)
マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)

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お問い合わせ

健康推進課(保健センター)
電話:0276-74/5455