認知症総合支援事業

2017年3月3日

認知症は、特別な病気ではなく、私たち自身や家族など、誰にでも起こりうる病気です。今後の高齢化の進展に伴い、認知症の増加が見込まれています。認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、国では「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を平成27年1月27日に策定しました。また、同年に「認知症総合支援事業」が地域支援事業として位置づけられ、平成30年度までに全国の市町村が実施することとなっています。

認知症総合支援事業とは、保健・医療・福祉のさまざまな分野の専門職が、初期の段階で認知症による症状の悪化防止のための支援を行ったり、認知症のかたやその疑いのあるかたに対して、総合的な支援を行うための事業です。大きく分けて、以下の2つの事業で構成されており、本市においても地域の課題やニーズに応じて実施していきます。

 

1.認知症初期集中支援推進事業(できる限り早い段階からの支援)

早期に認知症の鑑別診断が行われ、速やかに適切な医療・介護などが受けられる初期の対応体制が構築されるよう、専門職(認知症サポート医、医療系専門職、介護系専門職)で構成された「認知症初期集中支援チーム」を設置し、支援体制の充実を図ります。

 

認知症初期集中支援チームの設置

平成29年2月1日より、館林市に「認知症初期集中支援チーム」が3チーム設置されました。認知症初期集中支援チームとは、認知症サポート医、医療・介護の専門職(保健師・看護師・理学療法士・精神保健福祉士・社会福祉士など)がチームとなって認知症のかたやご家族をサポートするものです。

 

(1)サポート内容

認知症、又はその疑いのあるかたのご家庭をチーム員が訪問し、日常生活での困りごとや心配ごとを確認し、状態や症状に合った対応のアドバイスやご家族の介護負担軽減などの支援を行います。

また、最長6か月を目安に医療や介護サービスなどにつなげていけるような集中的な支援や自立生活のサポートを行います。

(例)生活環境の改善の助言、介護保険サービスの利用に関する支援、医療機関への受診支援、介護者への支援、認知症の重症度に応じた助言

 

(2)対象者

自宅で生活している40歳以上のかたで、認知症、又はその疑いがあり、次のいずれかに該当するかた

・認知症の診断を受けていないかた

・医療サービス・介護サービスを受けていない、又は中断しているかた

・サービスを利用しているが、認知症による症状が強く、どのように対応してよいか困っているかた

 

(3)チームの紹介

・つつじメンタルホスピタル内(小桑原町1505)に認知症サポート医、看護師、精神保健福祉士をチーム員とした支援チームを2チーム設けました。

・館林厚生病院の認知症サポート医を中心に、対象者の住まいの地域に応じて、市高齢者支援課、高齢者あんしん相談センターの職員をチーム員(社会福祉士、理学療法士、保健師、看護師)とした支援チームを1チーム設けました。

 

(4)支援の流れ

相談のあるかたは、「高齢者あんしん相談センター」へご相談ください。

 

認知症初期集中支援の流れ

 

2.認知症地域支援・ケア向上事業(地域における医療・介護等の連携の推進)

認知症の状態に応じ、必要な医療・介護及び生活支援を行う関係者が連携したネットワークを形成し、認知症のかたへの効果的な支援体制を構築するとともに、認知症ケアの向上を図るための取り組みを推進していきます。その体制づくりの推進役として、「認知症地域支援推進員」を配置し、相談支援を行います。

 

認知症地域支援推進員の配置

平成28年10月1日より、市高齢者支援課地域包括ケア推進係に、認知症地域支援推進員1人を配置しました。

【認知症地域支援推進員の役割】

・認知症のかたやその家族の相談支援を行います。

・市民のかたに、身近な病気として認知症を正しく理解していただく活動を行います。

・地域のニーズに応じた認知症施策を推進していきます。

・認知症のかたやその家族が、状況に応じて必要な医療や介護などのサービスが受けられるよう、医療機関等関係機関との連携や連絡調整の支援などを行います。

 

相談窓口

認知症に関することでお悩みのかたや相談したいかたは、担当地区の高齢者あんしん相談センター(地域包括支援センター)、又は市高齢者支援課にご連絡・ご相談ください。地域の公民館などでの出張相談も行っています。

関連ワード

お問い合わせ

高齢者支援課
電話:0276-72-4111