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 7月の広報誌で、「出水期の心得」が掲載されましたが、これに伴い率直なご質問等が寄せられました。
一部ですが掲示させて頂きました。皆様の更なるご理解へとお役立て頂ければ幸いです。
  
     
Aさん: 私は、川沿いに住んでいます。解りやすく教えてください。
     豪雨時、ぶっちゃけ、私はどうすればよいのですか?

市 長: 水害への心がまえを、流れでご説明いたします。

   1) まずは、積極的にリアルタイムの情報を取ってください。

       TV、ラジオ、インターネット等で、気象予報、河川の水位の状況、
      避難情報等の確認をしてください。
       ちなみに河川の水位の確認は、ライブカメラの設置されている河川で
      あれば、河川事務所などのサイトからリアルタイムで確認できます。
       気象予報を確認するうえで注意する事は、自分の住む地域だけでなく、
      河川の上流地域で激しい雨が降っていないかを知ることです。
       ここで強調したいことは、情報を待つのではなく、あくまでも自分の命は
      自分で守る。そのための情報を自分から取りにいくという姿勢です。
       臨機応変に、人々が災害に対応するためには、決して情報不足になって
      はいけません。

   2) 浸水対策として自宅の安全対策をしてください。

        ・流されそうなものは、屋内へ移動
        ・貴重品は2階へ移動
        ・雨戸、ブラインド、カーテンを閉める

   3) 避難所と避難ルートの確認をしてください。

       避難勧告、避難指示がでていなくても、率先して避難することが重要です。
      そのために、どこに避難すればよいのか、どこを通れば安全かをぜひ確認
      しておいてください。
       実際、想定する状況が、順番どおりにおこるとは限らず、避難指示の発令
      が遅れることもあります。
       状況に応じて、自主避難する最初の一人となる勇気を持ってください。
      身近な人が避難する姿は、何よりも周囲の人々の早期避難を促していき
      ます。

   4) 防災グッズの確認

       避難所で、物資不足でつらい思いをしないように、水、保存食やトイレ用品
      など、各自で用意していると心強いです。
       断水に備えて、浴槽に水を張ってください。浸水後の片づけにおいても、多
      量の水が必要をされます。

   5) 避難開始

       避難勧告や避難指示が発令されましたら、空振りを覚悟で、直ちに従って
      ください。高齢な方や避難に時間のかかる方は、これ以前に避難が完了し
      ている事が望ましいです。

   6) 2階に上がる垂直避難、または近くの頑丈な高い建物への垂直避難

       逃げ遅れた場合、あるいは夜間のため、安全に避難することが難しい場
      合は、自宅2階などの高い所に避難してください。

Aさん: 避難勧告、避難指示の発令が遅れる可能性があるということは、ちょっと
     ショックなのですが。
      市長さんとして、こうした行政側の改善をもっとしていくべきなのではないで
    すか?

市 長: その通りです。自治体の課題だと思っています。
       自治体側は、気象庁の発表する雨量データや国の河川事務所からの
      ホットラインだけで判断するのではなく、市で作成したハザードマップも参考
     にし、総合的かつ迅速に判断し、積極的に災害警報を発令すべきだと考え
     ます。
       また、住民側においては、発令された避難情報に対し、災害がおこらなく
     ても「空振りで」よかった」と言えるような意識でいていただきたいと思うので
     す。水害にあたっては、暗くなる前や、水が溢れ出す前に避難するという
      「先を見越した行動」をとれるかが、とても重要になります。
     いかにそうした体制がとれる地域になるかが、私たちの課題です。

                                            (H29.7.19)

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