世界にほこる日本一のツツジの名園
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 日本には各地にツツジの名所がありますが、つつじが岡公園のツツジは、いずれのつつじ公園と比べても、次のような相違があり、このことから世界にほこる日本一のツツジの名園と言うことができます。
1. 樹齢800年を超えるヤマツツジの巨樹群が、自然形のままで保存されています。(歴史的な価値)
 つつじが岡公園には、古代から自生していたヤマツツジと、城主が他より移植したヤマツツジを加え、これらの樹齢800年を超える巨樹群が、今なお自然形のままで生長し続けています。樹齢や樹形上からもまさに日本一の風格を備えたツツジと言えます。風雪に耐え、生き続けるヤマツツジの巨樹群は、花見客の絶賛を浴びています。
2. 日本における園芸ツツジ栽培史上、特記すべき江戸キリシマ古木群が多数保存されています。(品種上からの価値)
 江戸末期の文化から天保にかけて、江戸大久保のツツジが有名であったことは広く知られています。その最盛期には、花の種類も70余種にも及んだと言われています。これらのツツジは、明治から大正にかけて、大久保の復興した各つつじ園に残されていたものと考えられています。特に古来より有名であり、珍重されてきた江戸キリシマ(江戸で生産されていたキリシマツツジの総称名)系の本霧島や紅霧島などの品種が、殆ど(ほとんど)含まれていたものと思われます。
 大正4年5月、館林町有志杉本八代氏は、ツツジの名所ここ大久保萬花園より、本霧島、紅霧島、白霧島など多数の江戸キリシマ系の品種を主に購入し、つつじが岡公園に寄付しました。このツツジは、現在、樹齢100年の大株となり、良好な状態で新公園に保存されています。このように多数の江戸キリシマ系の品種を大株で保存しているつつじ公園は、日本のどのつつじ公園にも見ることができません。江戸キリシマ系の品種を研究する上からも極めて大切なツツジであり長く保存しなければなりません。
3. 歴代城主から現在まで保護育成が図られています。(永続的な管理)
 古代よりつつじが崎に自生していたヤマツツジ群と、歴代城主が、各地より移植したツツジは、明治以降もツツジ保護のため手厚い育成管理が継続して行われてきました。現在は古木ツツジが多いため、近代技術を施した肥培管理が、一株一株に実施されており、こうしたことは他に類がありません。
4. 学者等が日本一、世界一の折り紙をつけました。
 昭和52年4月28日、アメリカのツツジ・シャクナゲ協会長デビット・リーチ氏が来園し、世界一の折り紙をつけました。また、昭和56年3月、東京大学理学部教授理学博士山崎敬氏は、「館林のツツジの価値は、花期の美しさはもちろんですが、盛衰はあっても、数百年にわたって、日本の園芸ツツジの発展と期を同じくして、連綿と栽培されてきたことです。これは周辺の多くの人々の協力があってこそ出来ることで、日本の園芸植物では他に見られない特徴で、おそらく世界的にも例のないことと思います。」と言葉を寄せています。
5. 国際花と緑の博覧会で最高の「名誉賞」を受賞し、日本一の折り紙がつけられました。
 平成2年4月より開かれた国際花と緑の博覧会に、館林市より推定樹齢450年の桔梗咲き霧島古木2株を出品しました。このツツジは世界53か国、出品数6,507点の中から「ツツジの大きさ」「咲かせた技術」「優れた景観」等の点が他に類が稀であると最高の「名誉賞」に輝きました。
6. 世界初の宇宙ツツジが生育しています。
 (11の(8)参照)
 世界で初めての宇宙ツツジが生育していることは、日本一のツツジの名園に、新たな夢と感動を与えています。
 また、今後ツツジの新品種育成なども考えられています。

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