麻しん(はしか)の流行にご注意ください
更新日:2023年5月26日
現在、茨城県や東京都において、海外からの輸入症例を契機とした感染伝播事例が報告されています。今後、国内における感染者がさらに増加することが懸念されているため、麻しんの感染に注意が必要です。
特にお子さんについては、麻しん風しん混合ワクチンを定期接種として実施しています。下記の対象のかたで、未接種のかたは、できるだけ早めにワクチン接種をしましょう。
対象者
第1期:生後12月から生後24月に至るまでの間にあるかた
第2期:5歳以上7歳未満のかたであって、小学校入学前のかた(年長児)
詳しくはこちらをご確認ください。
注:妊娠中の方は、麻しんの予防接種は生ワクチンのため接種できません。
麻しんの特徴
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。その感染力は非常に強く、免疫を持っていないかたが感染するとほぼ100%発症すると言われています。- 感染経路:空気感染、飛沫感染、接触感染
- 症状:感染すると約10日後に発熱・咳・鼻水などの風邪症状が現れます。2日から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。また、肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人から2人の割合で脳炎が発症すると言われています。
麻しんを予防するために
麻しんを予防し、他者への感染を防ぐ方法として、ワクチン接種があります。特にお子さんについては、麻しん風しん混合ワクチンを定期接種として実施しています。下記の対象のかたで、未接種のかたは、できるだけ早めにワクチン接種をしましょう。
対象者
第1期:生後12月から生後24月に至るまでの間にあるかた
第2期:5歳以上7歳未満のかたであって、小学校入学前のかた(年長児)
詳しくはこちらをご確認ください。
注:妊娠中の方は、麻しんの予防接種は生ワクチンのため接種できません。
関連リンク
- 麻しんについて(厚生労働省ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- 麻しんの予防接種に関する啓発リーフレット(外部サイトにリンクします)