令和2年度 十小 学校運営協議会の活動


12月8日(火)第3回 学校運営協議会

協議(進行は、平井輝行副会長)

【熟議 1】 

重点4項目

【読み聞かせ活動の拡充】

【学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動】

【地域の方との合同あいさつ運動】

【放課後学習支援活動】

  重点4項目について熟議の概要は、以下のとおりである。

【読み聞かせ活動の拡充】

○ ビデオライブラリー充実のため、今後も収録を継続していく。その際、児童の思いや 願いを聞いて、絵本を選定していきたい。

○ 読み聞かせビデオ収録の仕方を改善していき、さらによい読み聞かせビデオづくりを していきたい。

○ 給食の時間に、校内放送により読み聞かせを聞いてもらってもよいのでは。

○ 高学年児童が低学年児童に読み聞かせをしてあげる活動も考えられる。

○ 図書室や空き教室で、ビデオライブラリーを活用できるとよい。

【学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動】

○ 花壇オーナー制にして貸し出しを始め、現在2つの区画のオーナーが決まった。1個 人と1団体である。

○ 花壇用区画の空いているところを埋めていきたい。今後も地域の方や保護者に情報を 発信していく必要がある。

○ 学校区に、「学校だより」だけでなく、「コミュニティ・スクールだより」も発信していく。「コミュニティ・スクールだより」は、会長、副会長も交えて作っていく。

○ 花壇オーナー制のルールも作り、花壇の看板に広告などが入らないようにしたい。

○ 地域の方だけでなく校内でも活用できるようにする。「○年○組保護者区画」ができてもよい。

【地域の方との合同あいさつ運動】

○ 地域にコマーシャルしたが、反応はまだである。今後も継続して、地道に情報を発信 していき、協力を得られるようにしたい。

○ 校区内の各種団体代表の方に、合同あいさつ運動への協力を依頼していく。会の代表 者の方から会員へ伝えてもらい、広く周知していきたい。

○ 十小子ども見守り隊の情報交換会や民生委員会議の場でも、情報を発信して、周知していき、一歩一歩前に進めたい。

【放課後学習支援活動】

○ 日本語学級に、1校時や2校時、ボランティアの方が4~5名来てくださるようにな った。

○ 放課後日本語学習支援ボランティアをできそうな方は見つかった。しかし、外国籍低 学年児童の希望者がまだ出ていない。

○ 担任が放課後日本語学習支援について、児童やその保護者に説明して理解を得るよう にする。個々に対応して、勧めてみる。

○ 併せて、外国籍低学年児童の困り感やニーズを聞いていくことも必要だ。

○ 外国籍低学年児童に限らず、放課後、兄や姉を待っている低学年児童もいる。1年生 や2年生全体に希望を取ることも考えられる。

○ 日本語学習支援は、低学年だけでなく、高学年や保護者にも対象を広げる。場所は公 民館を使用し、日本語検定などをやってもよい。

 

 質疑や提案の中で、以下の意見が出ました。

 ・読み聞かせビデオライブラリーは、図書室で活用できるようにしていく。

 ・学校花壇オーナー制は、十小PTAにも勧めていく。

 

【熟議 2】テーマ「今後の学校運営協議会の活動について」

【 A班  】              

○ 外国籍児童やその保護者の困り感を吸い上げていく。生活習慣の違いで、日本での生 活上、疑問に思っていることや困っていることもあると思われる。

○ 障がいをもつ子の保護者を支援することができないか。悩みや困っていることを話せ る場所を作れるとよい。

○ 物作り(料理など)のコミュニティーの企画も考えられる。

○ 地域の方の目も入れて、危険箇所マップ作りを行う。

○ 学校運営協議会委員と十小教職員合同の熟議もできるとよい。

○ 学校運営協議会で出された意見を、地域学校協働本部につなげていくことが、今後の 課題である。学校運営協議会に、館林市教育委員会生涯学習課が参加する必要もある。

【 B班 】                

○ 学校運営協議会と公民館との連携が大切だ。学校運営協議会の意見や提案を、公民館 活動推進委員会時に情報発信していく。

○ 学校運営協議会で、多くのよい意見は出るが、実際に動かすには公民館の力が必要だ。 学校と地域をつなぐ公民館の役割は大きい。

○ 学校運営協議会メンバーと校区内区長との合同拡大学校運営協議会を開くのもよい。

【 C班 】                

○ 学校西側花壇は、PTAや職員の花壇としても活用し、多中や三中にも活用を呼びか けてもよい。

○ 合同あいさつ運動は、見守り隊の活動と連携できないものか。

○ 放課後学習支援活動は、外国籍児童に限らなくてもよいのでは。誰でもOKにして、 日本語支援と学習支援の2本立てにしてはどうか。

○ 学校運営協議会開催時に、重点4項目の活動状況をビデオにより映像で見られるとよ い。

○ 「地域にお願いしたいこと」を地域に発信する方法を今後も工夫していくことだ。

 

 本学校運営協議会を参観いただいた東部教育事務所茂木良文次長(兼生涯学習係長)様より、感想をいただきました。

・学校の教育活動は、地域の協力がないと完結できない。

・コミュニティ・スクールは、来年のことでなく、長期的な視点で学校と地域それぞれが 考えていくことが大切。

・地域への発信は、回覧ばかりでなく、若者が見るSNSの活用も必要だ。

・東部教育事務所は、館林市の取組を東部管内に伝えていく。

 


10月20日(火)第2回学校運営協議会開催

協議(進行は、小林亮治会長)

 ☆読み聞かせ活動の拡充

 ☆学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動

 ☆地域の方との合同あいさつ運動

 ☆放課後学習支援活動 

第1回学校運営協議会時において、上記重点4項目について熟議を行いました。その概要は以下のとおりです。

 「読み聞かせ活動の拡充」については、現在はメンバーが不足している。西公民館や西幼稚園にポスターを掲示するなど、募集を様々なところに依頼したい。

 「学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動」に関しては、花壇整備等を通して地域の方と子ども達が交流できるので、教育的な価値も高い。今後、専門的な知識や技能をもった方の協力も含め、ボランティア募集の工夫をしていきたい。

 「地域の方との合同あいさつ運動」を通して、学校と地域の連携を強めるとともに、児童の健全育成につなげたい。子ども達の安全(不審者等対策も含めて)を保証しつつ、あいさつ運動を展開したい。

 「放課後学習支援活動」に関しては、外国籍の子ども達に日本語支援をすることから始めたい。日本語支援を必要とする子ども達を対象としてスタートし、ボランティアの人数も考慮して、対象の児童を広げていきたい。

 なお、学校職員が、読み聞かせのビデオ撮りをしたことや館林市国際交流協会の方々が

日本語学級の学習の様子を参観したことも紹介された。

 

  その後、4グループに分かれて熟議を行いました。以下、各グループで話し合われた概要です。

☆読み聞かせ活動の拡充

○ 低・中・高学年向けに、読み聞かせのビデオ撮りをして、子ども達が密にならないようにして放映できるとよい。今後期日を決めて、学校でビデオ撮りをできるようにする。

○ 外国籍の児童に母国の絵本を読んでもらい、それをビデオで流すことも考えたい。

○ 校内放送で、朗読を全校に流してもいいのでは。

○ 読み聞かせボランティア募集に関しても、工夫していきたい。  

☆学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動

○ 学校西側花壇が100m以上ある。そこを、分譲オーナー制をとり、貸し出しを行う。一区画2~3mではどうか。

○ 水やり用の水道も学校内にある。花壇整備用の道具や球根等は、各自で用意してほしい。

○ 花壇分譲ポスターは、公民館や区民会館に貼らしてもらったり、回覧板でお知らせしたりしたい。

☆地域の方との合同あいさつ運動

○ 願いは、あいさつを通しての子ども達の健やかな成長です。

○ 子ども達が登下校する時間帯に、「おはよう」や「おかえり」などのお声がけをしていただきたい。

○ できる時に、できる人が、できる時間に行ってほしい。

○ あいさつ運動のポスターを公民館にお願いしたり、地元区長の方々にも周知したりしていきたい。

○ 「子ども安全協力の家」にも協力を得られれば、あいさつ運動の拡充につながる。

☆放課後学習支援活動

○ 館林市国際交流協会の方が4名来校し、日本語学級の授業を参観していただいた。

○ 日本語学級は、1校時や2校時にボランティアを必要としている。その時間帯に、ボランティアの方が4名来てくださるようになった。

○ 放課後に、外国籍低学年児童を対象に日本語学習支援を始めたい。兄や姉を待っている時間帯に学習支援ができる。

 

 熟議は、限られた時間でありましたが、具体的で実践につながる協議が行われました。





7月8日(火) 第1回 学校運営協議会開催

 本年度第1回学校運営協議会で話し合われたことの概要は、以下の通りです。

(1) 委嘱状交付     

  十小学校運営協議会委員12名に、小野教育長から、委嘱状が渡されました。

(2) 小野教育長あいさつの概略です。

  
  十小1年目は、協議会委員による熟議を通して、学校支援センター等のボランティア活動など多くの取組をしていただいています。今年度は、新型コロナ感染防止の 対策をしつつ、さらに充実していっていただきたい。

(3) 学校運営協議会規則について

  学校教育課木村指導係長より、協議会規則の変更点を中心に概略説明がありました。

(4) 学校長あいさつ

 ・新型コロナ感染防止を踏まえた学校教育活動をしていく上で、児童の生活のリズムづくり、教職員による指導等、試行錯誤している現状です。

  館林市国際交流協会及び在日ビルマロヒンギャ協会の方から、ラベンダーの花束を250余りいただきました。少しずつ、地域や関係団体とのつながりが増えてきて います。

(5) 自己紹介

(6)会長〈1名〉、副会長〈1名〉選出

 ・昨年度と同じく、会長に小林亮治様、副会長に平井輝行様が選出されました。

(7) 協議(進行は、小林亮治会長)

 ① 第十小学校学校経営方針の説明(学校長)

  ・学校経営方針の骨子及び今年度重点項目の説明

 ② 令和元年度の学校運営協議会活動の概略及び令和2年度の方針について(会長)

  ・昨年度の話し合いの中で、以下の4点が重点事項として、挙げられました。

      〇読み聞かせ活動の拡充

      〇学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動

      〇地域の方との合同あいさつ運動

      〇放課後学習支援活動

 引き続き、4グループに分かれて、熟議を行いました。以下は、熟議で出された意見の抜粋です。   

【読み聞かせ活動の拡充】

 
 ○読み聞かせは、児童たちが聞き入ってくれるので、話を聞く姿勢ができると思われます。ただし、現在はメンバーが不足していて、1~3年生の各学級のみ 読み聞か せができています。4年生以上の学年には、ボランティアが全ての学級には入れていない現状で、ボランティアの方が増えるといいと思います。

 ○ボランティアの方には、朝だけでなく昼の時間帯でも協力していただきたいです。図書室で読み聞かせをしていただいてもよいと思います。

【学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動】

 ○花を育てることで身の周りの自然環境に関心をもったり、命を尊重する心の育成を目指したいです。

 ○子ども達の学習環境もよくなったり、異学年の子ども達の交流ができたりすることが考えられます。ボランティア募集ポスター作りやその配付先なども工夫していき たいです。

【地域の方との合同あいさつ運動】

 
 ○地域の方との合同あいさつ運動を拡充して、学校と地域の連携を強め、大人と子どもが一緒に参加するあいさつ運動の機会をもてるようにしたいです。

 ○8月下旬からスタートできるように、案を作成していければと思います。

【放課後学習支援活動】

 ○本活動をスタートする上で、この放課後学習支援活動の対象児童を、外国籍の児童から始めたいです。外国籍の児童たちには、日本語支援から始め、十小の教育活動 に慣れていってほしいです。

  ○外国籍の児童たちには、日本語支援や教科学習支援も必要です。まずは、必要感のある児童たちを対象としてスタートし、ボランティアの人数等も考慮して、 対象の 児童を広げられたらよいと思います。ボランティアの方には、放課後に限らず、授業時間帯の日本語学級にも来ていただき、協力していただきたいと思 います。

 

 熟議は、約30分間という限られた時間でしたが、熱心な協議が行われました。

 第2回学校運営協議会で、上記4点の重点項目について、具体化・実践化を図る熟議が行われると思います。







令和元年度 十小 学校運営協議会の活動


5月21日(火) 第1回 学校運営協議会開催
 学校運営協議会委員による授業参観後、会議室において第1回学校運営協議会を開催しました。本年度から市教育委員会より指定を受け、第十小学校に学校運営協議会(コミュニティ・スクール)が設置されました。第1回学校運営協議会で話し合われたことは、以下の通りです。
○ 委員への委嘱状交付(青木伸行教育次長より、各委員へ交付されました。)
○ 学校運営協議会規則について(市教委木村指導係長より説明されました。)
○ 会長、副会長の選出(会長は小林亮治さん、副会長は平井輝行さんに決まりました。)
○ 協議 
・校長による学校経営方針等の説明と委員による意見交換と承認。
・学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の組織・活動についての説明と委員による意見交換と承認。
・学校関係者評価についての説明
○ 報告・連絡及び意見交換
・学校支援センターへのかかわりについて
・今後の学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の開催について




7月12日(金)第2回 学校運営協議会開催される 
 第2回の学校運営協議会は、川口市教育委員会から市川重彦氏をお招きして、「学校運営協議会の役割」をテーマに講話をしていただきました。当日は、本校 学校運営協議会委員の他に、市内、市外からコミュニティ・スクール関係の教職員が数名参加しました。コミュニティ・スクールの基本的な理念と実践校の取組 について、お話をしてくださいました。
 その後、参加者が、テーマ「どのような子どもに育ってほしいか(地域と学校が求める子どもの姿)」、「ビジョンを実現するために、学校・地域ができそうなこと」のもと、熟議をして、数多くの建設的なアイデアや意見が出ました。詳細は、「たより」をご確認ください。




11月16日(土) 第3回 学校運営協議会開催される
 
 第3回目となる今回の学校運営協議会は、協議会委員の他に十小教職員全員が参加しました。

 十小教職員も運営協議会に参加することで委員ともコミュニケーションがとれ、協働意識をもって、今後の活動に臨めます。




 第3回学校運営協議会全体会において、小林CS会長より、学校運営協議会における今までの取組の経緯説明がありました。

  参加した十小教職員も学校運営協議会の仕組みやねらい、取組の方向性等が直接確認できました。

  「協議会の人たちの教員に対する配慮が有り難かった」という教職員の意見もありました。





 「放課後学 習支援活動」「読み聞かせ活動の拡充」「学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動」「学校及び地域連携の災害避難訓練」「市民一斉清掃の参加及び地域の方と の合同あいさつ運動」「地域の方と作物栽培」「朝ご飯食堂」「地域の歴史を伝え合う」の案を、8グループにおいて、熟議を行いました。




 案で出された活動について、実施する時の「期待される成果」及び実施していく上での「予想される課題」を色上質紙にまとめました。

 その後、実施していく上での手順や段階について、記述していきながら、確認し合いました。





 各班より、活動を実施する時間や活動場所、必要とするボランティアの方々、人材募集方法、必要物品(予算面)等の発表を行いました。

  併せて、「期待される成果」や「予想される課題」の発表がありました。





最後に、学校運営協議会委員より意見の発表がありました。考慮中の活動が十小の子どもたちにとって本当に有益であるかどうか、また、十小教職員の負担増にならないか、活動を始める前に、十小教職員の意見も継続して聞いていくことが大事だ、という意見等が出されました。







令和2年2月14日(金) 第4回 学校運営協議会開催される

1 全体会                  

 小林会長より、本日の協議の内容について、以下の提案がありました。

・重点8項目の中から、3~4項目に絞り込むこと。

・絞り込んだ3~4項目の具体的実現に向けて、計画を作成していく必要があること。

・学校運営協議会委員で、絞り込んだ3~4項目実現に向けた活動推進部会を立ち上げること。

・絞り込みから外れた項目も今後取り組まないというのではないこと。



上記の提案に、異議は出なく、絞り込みの手順については、学校運営協議会委員の一人一人が、重点8項目から個別に3項目を選び、カードにその理由も書く作業をまず行いました。




2 熟議

 重点8項目から3項目に絞り込むグループ協議(以下、「熟議」と記します。)を行いました。


 

以下の重点8項目それぞれの良さを確認することから始まりました。

【放課後学習支援活動】

【読み聞かせ活動の拡充 】

【学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動 】

【学校及び地域連携の災害避難訓練 】

【地域の方との合同あいさつ運動】

【地域の方と作物栽培】

【朝ご飯食堂】

【地域の歴史を伝え合う】


3 全体会(熟議内容のまとめ)

 各班より、重点8項目の中から選んだ3項目の発表がありました。

 【読み聞かせ活動の拡充 】は、3班全てから選出されました。

 【学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動 】が2つの班から選出されました。 
  【地域の方との合同あいさつ運動及び市民一斉清掃の参加】も2つの班から選出されました。

 その結果、【読み聞かせ活動の拡充 】、【学校周りの花壇及び中庭の芝生整備活動 】、【地域の方との合同あいさつ運動及び市民一斉清掃の参加】を推進していくことになりました。

 その3つの活動項目それぞれに活 動推進部会を作ることも了承され、3つの部会には、学校運営協議会委員が所属し、部会長も決定されました。なお、3つの活動項目以外の項目も必要に応じ、 検討していくことも確認し合いました。今後は、決定された3つの活動を推進していく指針となる『行動計画』を作成していくことが決まり、さらに、十小学校 運営協議会の活動を地域に周知していく活動を今後も継続して行っていくことを決め、閉会となりました。