令和6年度車座市政報告会の開催結果
更新日:2024年11月14日
開催内容
市長が地域に出向き、市政運営の取り組みをお伝えするとともに、市民との双方向の行政運営を目指すため、車座による対話で生の声を聞き、意見交換を行いました。
開催日など
開催日時 | ところ | 参加人数 |
---|---|---|
5月18日(土曜日)午前10時から | 中部公民館 | 26人 |
5月25日(土曜日)午前10時から | 郷谷公民館 | 31人 |
5月25日(土曜日)午後2時から | 赤羽公民館 | 27人 |
6月1日(土曜日)午前10時から | 多々良公民館 | 22人 |
6月22日(土曜日)午前10時から | 三野谷公民館 | 23人 |
7月20日(土曜日)午前10時から | 分福公民館 | 35人 |
8月24日(土曜日)午前10時から | 大島公民館 | 39人 |
8月31日(土曜日)午前10時から | 渡瀬公民館 | 31人 |
対象
市内在住のかた
参加方法
事前申し込み不要で当日会場へ
出席者
市長、政策企画部長、総務部長(中部公民館のみ)、市民環境部長(三野谷公民館)、保健福祉部長(分福公民館のみ)、経済部長(郷谷・赤羽・大島公民館のみ)、都市建設部長(大島公民館のみ)、教育次長(多々良公民館のみ)、こども局長(渡瀬公民館のみ)、秘書課長、企画課長、財政課長、行政課長
ご意見・ご質問
代表的なものを紹介します。
中部公民館周辺の公共施設を一体的にするなどの構想はあるか
まちなかの活性化の位置づけとして、令和6年2月に「まちづくりマネジメント法人」を設立した。
中部公民館の周辺には、保健センターや税務署などがあるが老朽化などの問題もあるため、公共物を統合できないか「まちづくりマネジメント法人」と計画を進めている。
また、館林駅西口駅前や区画整理などで出てきた公園用地などを事業借地として民間へ貸して民間活用を図っていくことも法人を作った理由である。研究・検討をしている最中であるためご理解をいただきたい。
ごみ回収についてプラごみや資源ごみの回収を毎週にしてほしい
回収業者の休日の確保というのが大きな問題になっている。ご理解いただきたい。
城沼の水質改善を進めてほしい
利根川の1級河川になっており、県の管轄にはなっているが、県と一緒に水質改善に向けて対策をやっていきたい。
消防団の団員確保に向けた対策をしてほしい
消防団は、ポンプ操法などの練習や歳末警戒など負担が大きいが、災害が起きたとき、消防職員だけでは足りないため、たいせつな役割を担っている。
消防団員自身が区長や役員さんから地域の担い手の情報などをいただき、自宅にお邪魔して勧誘をさせていただく場合もあるためそのときはご協力をお願いしたい。
山王赤生田線の進捗状況について教えてほしい
楠第一工区と第二工区があり、第一工区は邁進中である。令和9年度に供用を開始で進めている。
館林インターチェンジの開発について、その後どうなったのか
市街化調整区域になっているため開発が難しいという課題もある。現在、県へ相談しながら研究しているので今現在は何を作るかというところまでは決まっていない。
ホテルKOMORINUの市民農園について、どのようなコンセプトで作るのか教えてほしい
今後変更になる可能性もあるが、低農薬・低肥料で差別化を図れればと協議をしている段階。西側のスペースについては、地域の方と話し合って、地域と共に成長させて作っていく公園をイメージしている。
今後いろいろな場面で意見を聞きながら、話し合いの場を設け作っていきたい。
選挙投票率を上げるために成島地区の集合施設内に期日前投票所の設置を検討してほしい
職員や設備的な課題もあるため、西側地区に期日前投票所が必要かどうかについて検討していきたい。
ヤングケアラーについて社会的認知の向上を図るためチラシなどで周知をしてほしい
令和4年度にこども局を創設し、ヤングケアラーについて調査をしている。情報があれば教えていただきたい。
空き家(放棄地)からの雑木など対応をしてほしい
第三者が管理することはできないが、民法改正にともない、何度もお願いしてもやってもらえなかった場合は越境している部分についてはできるようになった。また、公道に出ているところについては道路管理者が対応できるケースもある。市に情報を提供していただきたい。
新堀川や新谷田川に竹や葦が繁茂しているので、定期的な維持管理をしてほしい
県や市で対応をしていきたい。
ごみステーションの監視カメラの設置について考えはあるか
ごみステーションでのマナー違反対策として、監視カメラを付けてはどうかというお話は各地区からいただいている。昨年、一般廃棄物組合と再生資源事業組合から防犯カメラを寄贈いただき地球環境課で貸し出しを行っているのでご相談いただきたい。
茂林寺にある「巖谷小波の碑」「文福茶釜の童謡碑」を後世に伝える機会を作ってほしい
魅力度アップに向けて、茂林寺の分福茶釜の童謡も重要だと感じるので参考にさせていただきたい。
茂林寺駅西口の整備時期について詳細を教えてほしい
令和6年度は、基本設計を行い、来年度には実施設計と目標として改札と通路の整備を計画している。ロータリーについては、今年度は車道部分を路盤整備、来年度には歩道部分の舗装を行う予定。
大島工業団地のスケジュールを教えてほしい
今年中に用地買収に係る契約を進める予定で、令和7から8年に造成工事、令和9年を目安に分譲を予定している。
タクシー券が1回1枚しか使えないのは不便である
地域によって費用負担に差が出てくることは認識している。それも含めてあり方について研究している。
渡瀬北地区の農業エリアについて
あと3年、5年経つと農業を続けられなくなるという声を聞く。今後も、農業を続ける地区とするのか、考えを教えてほしい
農業に携わる人口は減っており、高齢化も進んでいる。農業は専門性もあるため、すぐに取り組めるものでもないという課題がある。
市としては、3つの考えがある。
1つ目は儲かる農業であり、ほ場整備により生産を上げ、儲かる農業となるように進めている。
2つ目は楽しい農業である。6次産業を進めることで若い世代にも農業に取り組んでもらえるように進めている。3つ目はスマート農業である。無人化や自動給水弁など、少ない人数で対応できるように進めている。
農地を貸したい人と農業経営者をマッチングさせる農地中間管理事業も行っているが、なかなか難しい状況にある。
人口減少対策についてどう考えているのか教えてほしい
館林市の魅力をPRし、移住定住の促進に努めている。本市に引っ越していただき、産み育てていただくために、第1子、第2子は1万円、第3子以降は11万円のこども誕生祝金をお渡ししている。また、新生活応援補助として、一定の条件のもと引っ越し費用や住宅購入費用として、60万円を補助している。
仕事が無ければ移住してもらえないため、魅力的な企業を誘致することや、災害が少ないこともアピールしながら進めていきたい。
災害など危険な時に警報を鳴らす等の対応をお願いしたい
館林市防災情報伝達システムを構築しており、小中学校13か所の屋外スピーカーで危険をお知らせしている。
また、スマートフォンのアプリによるメール受信や個別受信機によって情報を得ることもできる。
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