市の情報システムが新しくなります (自治体情報システムの標準化・共通化)
更新日:2025年12月1日
12月22日(月曜日)から、市の住民情報などを管理する主要なコンピュータシステムが、国が定めた全国共通の仕組み(自治体情報システムの標準化・共通化)に対応した新しいシステムへ移行します。
主な変更点
この変更に伴い、市民の皆さんに関係する主な変更点は以下のとおりです。
- 通知書などの様式(レイアウト)が変わります
- 通知書などに印字される文字の形が変わることがあります
自治体情報システムの標準化・共通化とは?
国において地方行政のデジタル化を推進するため、令和3年9月1日に「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律」を施行し、全国の自治体に対し基幹業務の20業務を国が示す標準仕様に適合したシステム(標準準拠システム)へと令和7年度末までに移行することを求めています。館林市もこの国の方針に基づき、システムを移行します。新システム稼働直後の窓口について
新しいシステムの稼働開始後しばらくの間は、職員が操作に慣れるまで、各種お手続きや証明書の発行に通常よりお時間がかかる場合があります。ご来庁の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
新システムの稼働日
12月22日(月曜日)システムの標準化・共通化の目的
情報システムの標準化・共通化は、住民サービスの向上と行政運営の効率化を目的としています。- 行政運営の効率化による人的・財政的負担の軽減
- オンライン申請や様式の統一による住民・企業等の利便性の向上
- システム事業者(ベンダ)間の競争の促進
標準化・共通化の対象となる20の業務
標準化・共通化の対象となる業務は、住民情報を扱う基幹業務の20業務です。
- 住民基本台帳
- 選挙人名簿管理
- 固定資産税
- 個人住民税
- 法人住民税
- 軽自動車税
- 国民健康保険
- 国民年金
- 障害者福祉
- 後期高齢者医療
- 介護保険
- 児童手当
- 健康管理
- 就学
- 児童扶養手当
- 生活保護
- 子ども・子育て支援
- 印鑑登録
- 戸籍
- 戸籍の附票
行政事務標準文字
行政事務標準文字とは?
今回のシステム標準化に伴い、全国の自治体では、コンピュータで扱う文字を「行政事務標準文字」という統一された規格に切り替えます。これは、全国の自治体が同じ文字セットを使うことで、データのやり取りをスムーズにし、行政サービスをより効率的に行うことを目的としています。例えば、大規模災害時に他の自治体へ住民情報を提供する場合などにも、迅速かつ正確な対応が可能となります。
「行政事務標準文字」は、戸籍や住民票でこれまで使われてきた文字を基に、デジタル庁が定めたものです。
行政事務標準文字で変わること
全国の自治体が同じ文字を使うことで、行政事務が効率化されます。これに伴い、館林市が発行する証明書や通知などの宛名(氏名や住所)の文字の形(デザイン)が、一部これまでのものと変わることがあります。
以下に、行政事務標準文字による変更点の一例を示します。

今までの漢字は使えないのか?
ご安心ください。これまで通りの文字を使うことができます。今回の変更は、あくまで市のコンピュータシステム上で扱う文字を統一するものです。市民の皆さんが書類などに手書きする際に、文字の形を変える必要は一切ありません。
また、戸籍に登録されている本来の文字(正字)が変更されることはなく、そのまま保持されます。住民票の写しなど、一部の証明書で印字される際の見た目が変わるだけです。
関連リンク
- 地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化(外部サイトにリンクします)
- 地方公共団体情報システムにおける文字の標準化(外部サイトにリンクします)
- 自治体情報システムの標準化・共通化(総務省)(外部サイトにリンクします)




