特定外来生物ナガエツルノゲイトウに注意してください
更新日:2025年12月5日
館林市内においてナガエツルノゲイトウが確認されました。
平成17(2005年)年に特定外来生物に指定され、枯死していない状態(生きている状態)での栽培、保管、運搬、放出、植栽等は禁止されています。
ナガエツルノゲイトウとは
- 南米原産であり、主に水辺に生息するヒユ科の多年草です。
- 国内での最初の確認は平成元(1989)年の兵庫県です。観賞用として持ち込まれた個体が野外逸出し たと考えられており、令和 7 年 11 月までに 30 都府県で確認されています。
- 水路、河川、ため池、水田、畦畔、畑などに生育し、特に日当たりの良い水辺では大群落となるため、 生態系や農業に悪影響をもたらします。
- 繁殖力、再生力が非常に高く、一定の直径(約 5 ミリメートル以上)がある根の断片、節の残る茎の 断片からも再生します。そのため、一度定着すると、根絶は困難とされています。

ナガエツルノゲイトウ(発見個体、赤破線枠内)(群馬県提供)

ナガエツルノゲイトウ(発見個体、拡大)(群馬県提供)
赤丸内は本種に特徴的な花柄

ナガエツルノゲイトウ(節から発根)(群馬県提供)

ナガエツルノゲイトウ(葉が対に展開)(群馬県提供)

ナガエツルノゲイトウ(茎断面)(群馬県提供)
ナガエツルノゲイトウを発見した場合
- 疑わしい個体を発見した場合は、発見日時、発見場所、発見個体の写真を地球環境課環境保全係に情報提供してください。
- 断片から再生するおそれがあるため、刈払い機などによる機械除草を行わないでください。
関連リンク
- 特定外来生物ナガエツルノゲイトウの確認について(群馬県自然環境課)(外部サイトにリンクします)
- 特定外来生物ナガエツルノゲイトウに注意してください(群馬県自然環境課)(外部サイトにリンクします)





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