「人生会議(ACP)」はじめませんか~エンディングノートの活用~
更新日:2025年10月1日
人生の最終段階において、あなたはどのように過ごし、どのような医療やケアを受けたいと思いますか?
あなたが大事にしたいこと、望む生き方について、考えたり、話してみたりすることは、もしものときに、あなたの望みをかなえる第一歩となるはずです。

知っていますか?「人生会議」
あなたが大事にしていることや望んでいること、どこで、どのような医療・ケアを受けたいかを、自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと共有しておくことをアドバンス・ケア・プランニング(ACP)といいます。
厚生労働省では、普及啓発と認知度の向上を目的に、愛称を「人生会議」と定め、広く国民に推奨しています。また、11月30日は、「いい看取(みと)り・看取(みと)られ」にかけて「人生会議の日」としました。
「人生会議」はなぜ必要なのか
人はいつでも、誰でも、命に係わるおおきな病気やケガをする可能性があります。
命の危機が迫った状態になると、約70%のかたが、医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。
人生の最終段階において、あなたはどのように過ごし、どのような医療やケアを受けたいと考えますか?自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することが重要です。
どのような生き方を望むかは、一人ひとり異なるものです。また、ライフステージとともに変わっていくこともあります。何度でも繰り返し考え、見直すことが重要です。
人生会議を重ねることで、あなたが自分の気持ちを話せなくなった「もしものとき」に、あなた自身が安心できるだけでなく、あなたの代わりに医療やケアの選択をする人(家族等)の心の負担を軽くすることができます。
いま、あなたにできること、「人生会議」はじめてみませんか?
- このような取組は、個人の主体的な行いによって考え、進めるものです。知りたくない、考えたくないという人への十分な配慮が必要です
令和5年度に本市で実施した「高齢者の生活に関するアンケート」結果
ご自身の人生の終わりのときに受けたい医療や受けたくない医療について、あなたの周りの人等と話し合ったことがありますか。(いくつでも)
人生会議の進め方
ご自身がどうしたいのかを考え、それを家族や信頼できる人につたえ、結果を紙やエンディングノートに書いておきましょう。
エンディングノートを活用しましょう
人生会議で何について、どんなことを、どのように話し合えばよいのか悩んだら、エンディングノートをご活用ください。介護保険課の窓口では、2種のエンディングノートを無料配布しています。
MOTTE:もしものときに思いを伝える手帳
「もしものとき」にあなたの想いに沿った治療やケアを受けることができるよう、考えをまとめる手帳(書き方の手引き付き)です。(MOTTEチラシ)
大切な方への絆ノート
相続などの際に、あなたの希望や遺族に必要となる情報を整理しておくノートです。
厚生労働省ホームページ「人生会議」してみませんか
人生会議に関する取り組みや普及・啓発のための資材や動画が掲載されています。
厚生労働省ホームページ「人生会議」してみませんか(外部サイトにリンクします)
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