介護保険のしくみと被保険者(加入者)
更新日:2021年1月15日
介護保険は、介護が必要なかたが介護サービスを利用できるように、みんなで支え合う制度です。40歳以上のかたが加入者となって保険料を納め、介護が必要になったときには、所得に応じて費用の一部(原則1割から3割)を支払って利用します。
介護保険のしくみ
被保険者(加入者)
加入者(被保険者)は年齢により2つの被保険者に分かれます。
第1号被保険者(65歳以上のかた)
65歳以上のかたには、1人に1枚ずつ介護保険被保険者証(保険証)が交付されます
- 館林市で「要介護認定」を受けたかたが、サービスをご利用いただけます(介護が必要となった原因は問われません)
第2号被保険者(40から64歳までのかた)
- 介護保険の対象となる病気(特定疾病)が原因で「要介護認定」を受けたかたは、サービスをご利用いただけます(交通事故などが原因の場合は、介護保険ではなく、障害者福祉施策などの対象となります)
注:介護保険の対象となる特定疾病には、以下の16種類が指定されています - 脳血管疾患
- 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
- 脊髄小脳変性症
- 多系統萎縮症
- 筋萎縮性側索硬化症
- 初老期における認知症
- 早老症
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
- 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
- 関節リウマチ
- 後縦靭帯骨化症
- 脊柱管狭窄症
- 骨折を伴う骨粗鬆症
- 両側の膝関節または股関節の著しい変形を伴う変形性関節症
- がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
介護保険被保険者証
介護保険被保険者証は、要介護認定を申請(更新)するときやケアプランを作成するとき、介護保険サービスを受けるときなどに必要となりますので、たいせつに保管しましょう。
第1号被保険者(65歳以上のかた)
65歳になる月の前月末に交付されます。
第2号被保険者(40から64歳までのかた)
認定を受けたかたに交付されます。