マイコプラズマ肺炎に注意しましょう!
更新日:2025年11月12日
マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することで発症し、頑固な咳を伴う呼吸器感染症です。
小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。
マイコプラズマ肺炎は、1年を通じてみられますが、秋冬に増加する傾向がありますので、「うつらない」・「うつさない」ための感染防止対策に取り組みましょう。
症状
主な症状は、発熱や全身のだるさ、頭痛、咳などの症状が見られます。
咳は熱が下がった後も3から4週間と長期にわたって続くのが特徴です。
肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。また、5から10%未満のかたで、中耳炎・胸膜炎・心筋炎・髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。
感染経路
- 感染者のしぶき(飛沫)を吸い込んで感染する飛沫感染
- 感染者と接触することで感染する接触感染
予防方法
- 石けんでこまめに手洗いをし、アルコール消毒をしましょう
- 感染者とのタオルの共有は避けましょう
- 咳やくしゃみをする時には口と鼻をおおい「咳エチケット」を心がけましょう
- かぜ症状がある方との接触や人混みをできる限り避けましょう
関連リンク
- 感染症情報(群馬県ホームページ)(外部サイトにリンクします)




