咽頭結膜熱(プール熱)を予防しましょう
更新日:2024年4月1日
咽頭結膜熱は、アデノウイルスの感染により、発熱、のどの痛み、結膜炎といった症状の、小児に多くみられる夏かぜの一種です。
プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、プール熱と呼ばれることもあります。
症状
潜伏期間は5日から7日で、38度から40度の高熱が4日から7日続き、熱がなかなか下がりません。
のどの痛みは4日から5日間続き、咳が出ることもあります。
結膜炎は、目が赤く充血し、痛みや目やにを伴い、目を開けているのがつらくなることがあります。
感染経路
感染経路は、飛沫感染、接触感染です。症状がなくなった後も比較的長い間病原体が排出され、タオルの共用により感染することもあります。
予防方法
- 流行時には、流水とせっけんによる手洗い、うがいをしましょう。
- 感染者との密接な接触は避けましょう(タオルなどは別に使いましょう)。
- 衛生を保つため、プールからあがったときは、シャワーを浴び、うがいをしましょう。
関連リンク
- 感染症情報(咽頭結膜炎)(群馬県)(外部サイトにリンクします)