下水道使用料の算定・支払方法

下水道使用料ってどんな料金？

皆さんの家庭や事業所、工場などから出る汚水は、下水道管を通り処理場に集められ、きれいな水にしてから河川へ放流します。下水道使用料は、これらの汚水を処理する費用や下水道施設の維持管理などに充てるため、公共下水道をご利用いただいている皆さんに納めていただく料金です。

料金はどのように決められるの？

下水道料金は、次表により1か月分を算出し、2か月ごとに請求します。
詳しい計算方法は、算定例をご参照ください。

基本水量	基本料金	超過水量	1立方メートル当たり単価
10立方メートルまで	1,000円	10立方メートルを超え25立方メートルまで	170円
		25立方メートルを超え50立方メートルまで	175円
		50立方メートルを超え100立方メートルまで	185円
		100立方メートルを超え200立方メートルまで	210円
		200立方メートル超	215円

注：使用料金は、上記の表から算出した額に消費税が別途加算されます
注：10円未満の端数は切り捨てです
注：水道水の他に井戸水なども使用している場合は、合計した汚水排出量で算定します

【算定例1】2か月当たりの使用水量が48立方メートル（偶数）の場合の下水道使用料

（1）2か月当たりの使用水量の2分の1を1か月分とみなし、1か月当たりの使用水量に係る料金を求めます。

1か月当たりの使用水量：48立方メートル÷2か月＝24立方メートル

算定区分	使用水量	単価	料金
基本水量（10立方メートルまで）	10立方メートル	基本料金	1,000円
超過水量（10を超え25立方メートルまで）	24－10＝14立方メートル	170円	2,380円
計	24立方メートル	‐	3,380円

消費税込使用料＝3,380円×1．10＝3,718近似値3,710円

（2）1か月当たりの使用水量に係る料金を2倍にし、2か月当たりの使用水量に係る料金を求めます。
2か月当たり（48立方メートル）の下水道使用料＝3,710円×2か月＝7,420円

【算定例2】2か月当たりの使用水量が51立方メートル（奇数）の場合の下水道使用料

（1）2か月当たりの使用水量を2等分すると小数点以下が生じるため、次のとおり分割します。
 51立方メートル÷2か月＝25．5立方メートルなので、1か月当たりの使用水量を26立方メートルと25立方メートルに分割

（2）26立方メートル分に係る料金を求めます。

算定区分	使用水量	単価	料金
基本水量（10立方メートルまで）	10立方メートル	基本料金	1,000円
超過水量（10を超え25立方メートルまで）	25－10＝15立方メートル	170円	2,550円
超過水量（25を超え50立方メートルまで）	26－10－15＝1立方メートル	175円	175円
計	26立方メートル	‐	3,725円

消費税込使用料＝3,725円×1．10近似値4,097近似値4,090円

（3）25立方メートル分に係る料金を求めます。

算定区分	使用水量	単価	料金
基本水量（10立方メートルまで）	10立方メートル	基本料金	1,000円
超過水量（10を超え25立方メートルまで）	25－10＝15立方メートル	170円	2,550円
計	25立方メートル	‐	3,550円

消費税込使用料＝3,550円×1．10＝3,905近似値3,900円
（4）（2）と（3）で求めた料金を合算します。

2か月当たり（51立方メートル）の下水道使用料＝（2）＋（3）＝4,090円＋3,900円＝7,990円

汚水量の量り方は？

上水道の使用量を汚水排出量とみなしています。なお、上水道を使用せず井戸水などを使用している場合や、上水道と井戸水などを併用で使用している場合は、量水器により汚水排水量を決定します。
量水器が設置されていない場合は、使用人数などから汚水排出量を認定しています。この場合、使用人数に変更があると料金なども変更になりますので、速やかに下水道課までご連絡ください。

料金の支払い方法は？

上下水道料金として、群馬東部水道企業団が2か月ごとに水道料金と一緒に請求します。支払方法などについては、関連リンクの群馬東部水道企業団ホームページをご覧ください。