「少子化対策・子育て支援」、「産業振興」、「まちなか活性化」～将来を見据えた投資～（令和4年度）

現在、館林市では、新型コロナウイルス感染症への対応を図りながら、「少子化対策・子育て支援」、「産業振興」、「まちなか活性化」を重点項目に掲げて事業を推進しております。

まず、「少子化対策・子育て支援」においては、「こどもは地域の宝」という考えのもと、国に先駆けて新たに「こども局」を設置し、子育て世代の相談体制を強化するとともに、幼稚園・保育園の一体運営とこども園化を推進しております。加えて、第1子・第2子への誕生給付金と合わせて、第3子には、さらに10万円を支給することにより、子育て世帯を支援してまいります。

次に、「産業振興」においては、企業誘致と市内企業の活性化による雇用機会の創出及び税収の増加を図るため、新たな産業団地等の整備に取り組むほか、ほ場整備による農地の大区画化、担い手への集積・集約化を図るため、地域の農業者や関係機関との連携・協議により事業化に向けた営農計画及び事業計画の作成などを推進いたします。

そして、「まちなか活性化」においては、中央通り線沿線の民地を活用した出店を促進するほか、創業支援事業の空き店舗改装費等補助において、ウォーカブル・にぎわい創出ゾーンへの出店者への補助や、店舗ウエルカム補助金を創設しました。これらの施策に関連し、「つなぐ・まちなかフェスin館林」を定期的に開催し、館林駅からつつじが岡公園までを広域的につなぎ、民間団体と連携しながら公共空間を活用したイベントにより、市内及びまちなかの賑わい創出と活性化を図ってまいります。

令和3年度からスタートした館林市第6次総合計画の基本構想「里沼の息づく 次世代へ安心をつなぐ 暮らしやすいまち 館林」の実現に向けて、将来を見据えた「投資」においては、長期的な視点で捉える一方、「今やらなければならないこと」はスピーディーに実行するといった複眼的な考えのもと、市政運営を進めてまいりますので、皆様方のご理解ご協力をお願いします。