帯状疱疹定期予防接種について
更新日:2025年3月28日
帯状疱疹の定期予防接種を実施します。
対象となるかたには通知を発送しますので、接種を希望する場合は同封の予診票を使って、期間内に接種を受けてください。また接種を受ける前に、事前にかかりつけ医にご相談ください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、発症すると体の片側に水ぶくれを伴う赤みが帯状に広がります。痛みを伴うことが多く、3から4週間ほど続きます。
また、皮膚の症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる長期間にわたる痛みが続くこともあり、数か月、ときには数年にもわたり強い痛みが残ることがあります。50歳以上では、帯状疱疹を発症した人の約2割が帯状疱疹後神経痛に移行するといわれています。
原因となるウイルスは、水痘・帯状疱疹ウイルスと呼ばれ、初感染時に水痘(水ぼうそう)を発症しますが、その治癒後もウイルスは神経節などに潜伏感染しています。加齢や疲労、ストレス等の何らかの原因で免疫が低下した際にウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症することがあります。
対象者
帯状疱疹定期接種の対象となるのは、対象年度の期間中のみです。
対象期間後、再度の定期接種は予定されておりませんので、定期接種を希望されるかたは対象期間中に接種を受けてください。
次の年齢に該当するかたで、過去に帯状疱疹ワクチン任意接種を受けていない又は完了していないかた
注:接種が完了していない場合は、残りの回数分が対象
令和7年度
- 年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になるかた
- 101歳以上のかた(令和7年度のみ)
- 60から64歳までのかたでヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有するかた
- 1または2に該当するかたに、3月下旬に通知を発送しています。
- 3または転入者は、予診票を発行しますので、保健センター窓口で申請してください
令和8年度以降の対象者
令和8年度から令和11年度まで
- 年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になるかた
- 60から64歳までのかたでヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有するかた
令和12年度以降
- 年度内に65歳になるかた
- 60から64歳までのかたでヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有するかた
接種回数及び自己負担金
帯状疱疹予防接種は、2種類のワクチンが対象です。
ワクチンにより、接種回数や自己負担額等が異なりますのでご注意ください。
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビゲン) | 組換えワクチン(シングリックス筋注用) | |
---|---|---|
ワクチンの 種類 |
生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数 | 1回 | 2回 (通常、2か月から6か月の間隔をおいて接種 ) |
自己負担額 | 2,000円 | 5,000円 |
各ワクチンの効果や副反応については、厚生労働省の帯状疱疹定期予防接種に関するページ(外部サイトにリンクします)や厚生労働省が作成した説明書を参照してください。
帯状疱疹予防接種説明書(厚生労働省)
持ち物
接種を受ける際は、次のものをお持ちください。
- 予診票(体調などについての質問は、事前に記入しておきましょう)
- 接種済証(封筒に同封してあります)
- 健康保険証
- お薬手帳
注意事項
注:上記以外の医療機関で接種を希望されるかたは、手続きが必要な場合がありますので、事前に健康推進課(保健センター内 電話番号:0276-74-5155)までご相談ください。手続きを行わなかった場合、接種費用が全額自己負担となることがございますので、ご注意ください。
関連リンク
- 帯状疱疹ワクチンの任意接種費用を一部助成します
- 厚生労働省「帯状疱疹ワクチン」(外部サイトにリンクします)