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富士塚古墳

更新日:2021年3月24日

富士塚古墳1

赤羽地区にも富士嶽神社があります。

うっそうと茂ったこの森の中に入ったこと、ありますか?
ここは大昔の人のお墓(古墳)なんです。

富士塚古墳2

階段を上っていくと、舞台のような建物があります。

これは、「神楽」を舞う場所です。

神楽とは、神話の時代に起こった出来事を音楽に合わせて演じる劇のようなものです。

富士塚古墳3

「山」の頂上には立派な本殿があります。

神様がいそうなふんいきがただよっていました。
この神社は、1383年ごろに、建てられたという説がありますが、現在の建物は、江戸時代末期に改築されたものです。

毎年5月1日、ここで、初山大祭が行われ、参拝した赤ちゃんのおでこに丸いはんこを押すという面白いことをします。
全国的には珍しいお祭りなのだそうです。

富士塚古墳4

ここから見ると、古墳だということがわかると思いますが。

この「山」は、昔の人が、たった1人のエライ人のために、手作業でつくったものです。

造られた当時は前方後円墳だったようですが、前方部取り壊されてしまいました。

また、この古墳は、1570年に、当時の館林城主赤井氏を追い出して自分が城主になろうとした家来=毛呂季忠【もろすえただ】の城のすぐ近くにあったため、見張り台としても利用されたそうです。

ちなみにお城(大袋城)はピッコロ(ラーメンやさん)の辺りにあったようです。