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地域とともに学び、子どもの夢と可能性を育む学校

更新日:2024年4月18日

館林市立第四小学校長・新井真美

館林市立第四小学校は明治6年に「敬身学舎」として創立され、150年を超える長い歴史と伝統に支えられた学校です。

本校では学校の教育目標を「豊かな心と自ら学ぶ意欲をもち、心身ともにたくましく生きる児童を育成する」とし、具体目標として「思いやりのある子、自ら学び考える子、心も体もたくましい子」を掲げています。
令和6年度は、児童数56名、教職員数25名でスタートしました。

本校は市の北東に位置し、渡良瀬川がすぐ近くを流れ、北は栃木県佐野市、東は邑楽郡板倉町に接しており、周辺は田園が広がる のどかな地区にあります。そして、学校の近くには、貴重な生き物が毎年訪れる場所もあります。

学校での児童の様子は、ランチルームでの給食や縦割り班活動など、異年齢集団活動を積極的に行っており、休み時間には様々な学年が入り混じって校庭で元気に遊ぶ姿が見られ全校児童が兄弟姉妹のようなアットホームな雰囲気があります。

コミュニティスクールを始めて7年目となりました。年間4回の学校運営協議会を開催し、地域の皆様から、学校運営に対するご助言をいただいたり、課題解決の熟議を行ったりして、学校と地域が、課題や目標を共有し、連携・協働に重点を置いて、信頼される学校づくりをめざしています。

また、地域の方々との交流も盛んで、さつまいもの栽培や昔遊び、世代間交流会を行っています。さらに、渡良瀬川の環境を守る学習として、上流の足尾の山に6年生が植樹に行ったり、11月の地域の防災訓練に全校児童と保護者、職員が参加して防災意識を高めたりなど、小規模校でなければできない価値ある体験も行っています。その他、毎週水曜日と金曜日の朝学習への学習支援や家庭科などの個別支援、登下校の見守りなど、たくさんのボランティアの方々が本校の教育活動に積極的に参加してくださっています。昨年度は延べ2630名以上の方々が、子供たちにかかわってくださいました。

さらに、令和元年度より小規模特認校に指定され、学区外からの転入学が可能となりました。小規模特認校とは、一人一人の児童に対し、目の行き届いた教育や個に応じた指導、体験的な学習など少人数校ならではの特色ある教育活動を通して、生きる力や豊かな人間性を培いたいという本人及び保護者に、他の学校区からの就学を認める制度です。

これからも第四小学校は、社会に開かれた学校として、「児童にとっては生き生きと楽しく学び合える学校、保護者にとっては安心して子どもを託せる学校、職員にとってはやりがい・働きがいのある学校、そして、地域のよりどころとなるような学校」を目指して努力していきたいと考えています。

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