雷電神社
更新日:2021年3月24日
板倉町だけでなく、付近一帯の人々からとても大事にされている神社。とても古い神社です。
まつられている主な神様は、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)・大雷大神(おおいかづちのおおかみ)・別雷大神(わけいかづちのおおかみ)です。つまり、雷の神様ですね。
598年に、あの有名な聖徳太子が天の神の声を聞いて、ここに天の神をお祀(まつ)りしたのが最初とされています。
雷電神社本殿。とても立派な建物です。
ここの見所は、個人的には彫刻だと思います。これはウナギ取りの子ども達の図です。
ウナギを楽しそうにとっている子ども達を見ると、
昔の板倉町が洪水に悩まされながらも
川魚には恵まれていた様子が感じられます。
この彫刻は、八岐大蛇伝説を描いたものらしいですが。
竜と戦う若者の図が、
洪水と戦う板倉町民の気持ちと重なっているようです。
ちなみに、館林邑楽地区には、大蛇退治の伝説で有名な藤原長良と関わりのある神社=長良神社がたくさんあります。
これも、洪水を防ぎたい人々の願いを表しています。これも立派な彫刻ですね。
私は専門家ではないので、この彫刻の意味するものが
よく分からないのですが、神社の彫刻には、
それぞれ、その場所の人々の思いがこめられているそうです。
彫刻を見ながら、昔の人々の気持ちを
想像してみてはいかがでしょうか